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このページでは旬のフルーツ・果物を辞典形式で紹介しています。
苺(いちご イチゴ)
バラ科イチゴ属 Strawberry(英)
現在栽培されているイチゴは、北アメリカに野生するバージニアイチゴ、チリから太平洋沿岸に自生するチリーイチゴの2種類が祖先であると言われています。
日本では、古くは平安時代に清少納言が枕草子に「あてなるもの・・・いみじううつくしきちごの、いちごなど食ひたる」と小さな子供がイチゴを食べる様子が可愛らしいと書いています。
当時の苺は野生種の原始的なものであったようです。
イチゴが栽培品種として伝えられたのは、江戸時代にオランダ人により長崎に伝えられたのがはじめで、それ以来オランダ苺とも呼ばれています。
当時、イチゴは観賞用とされていましたが、明治に入ってから、食用として栽培されるようになりました。
日本で新しく生まれたイチゴは、国や県の試験場で誕生したものがほとんどで、この点が他の果物と違っています。しっかりした品種を交配して作られることから、新しい品種が作りやすいようです。
出荷は主に12月~5月頃に行われ、主な産地は、栃木、福岡、熊本、静岡などです。
甘酸っぱい味はおいしく、ビタミンCも豊富に含まれるため、誰からも愛される果物として人気です。
食べ頃の目安
いちごはあまり日持ちしないので、食べたいと思った時にすぐに食べるのが一番良いでしょう。
食べる際には、ヘタの着いたまま、サッと水洗いします。あまり水にさらし続けると、いちごのビタミンCも洗い流されてしまうので、注意が必要です。
保存する際には、冷蔵庫に入れて、保存しましょう。数日程度であれば、鮮度を多少保つことができます。
美味しいいちご(苺 イチゴ)の選び方
ヘタがきれいな緑色(濃い緑色でみずみずしいもの)をしているもの
果肉の色は全体的に赤く、ヘタの周りが白くないもの
表面のツブツブが目立っていて、つやのあるもの
以上の特徴を持つものは、良品といえます。
品種
品種改良が全国各地で実施されていることから、多数の新品種がこれまでに誕生しています。
現在の主要品種としては、あまおう(甘王)、とちおとめ、とよのか、さちのか、章姫、さがほのか、女峰などがあります。
あまおう(甘王)
福岡農業試験場で育成されたいちごです。
甘い・丸い・大きい・うまいという果実特性があることから、その頭文字をとって、あまおうと名づけられました。
大果で促成栽培用の福岡県の代表品種です。11月上旬~5月にかけて、熟します。
とちおとめ(栃乙女)
栃木県農業試験場で育成されたイチゴで、久留米49と栃木の峰をかけあわせて作られました。
果実は女峰よりも大きく、甘みも強く、日持ちも良いことが特徴です。
栃木県の代表的な品種です。
さちのか(幸の香)
農林水産省で育成されたいちごです。とよのかとアイベリーを掛け合わせて作られました。
果実は約13gの大果で、長楕円形で光沢があります。また、甘みが強く、食味が良いことも特徴です。
とよのか(豊の香)
苺で、暖地向きの品種です。
九州~西日本にかけて広く栽培されています。果実は14g程度大果で、円錐形をしています。
鮮紅色で光沢があり、甘みが多く、酸味も適度にあります。
章姫(あきひめ)
静岡県の荻原章弘氏が育成したいちごです。
果実は大きく、甘みが多く、酸味が少ないのが特徴です。豊産性で栽培しやすいのが特徴です。
静岡県の代表的ないちごです。
女峰(にょほう)
栃木県農業試験場で育成されたイチゴです。
日光の女峰山より命名されました。栃木を中心に東日本で栽培されています。
甘酸っぱい味で、香りがあり、ジューシーです。生食、菓子用にも適しています。
アイベリー
愛知の愛三種苗で麗紅と宝交を交配して作られました。
果実は50gほどの大果で、円錐形をしています。
味は甘く、香りも良いです。菓子原料にも適しています。
栄養
ビタミンCを豊富に含んでいます。アセロラやスダチなどはイチゴよりも多く含んでいますが、食す機会を考えるとイチゴのほうがすぐれています。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、皮膚を健康します。また、免疫力が高められ、病気をしにくくする役目もあります。
さらに、ビタミンCは、抗酸化力が大きく、老化を防止します。
そのほかに、ペクチンという食物繊維、ビタミンBの一種の葉酸も多く含んでいます。
妊娠中の女性にも大変おすすめです。
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